<   2005年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧

 

変身(講談社文庫)

いやぁ~、恐ろしい・・・。
脳移植によって、今までの自分がドナーの脳に侵食されていく!?
自分の中に別の人格が存在する二重人格とはまた違って、
温和だった性格がだんだん自分の手に負えない部分で凶暴化していったり、
熱中していた油絵が描けなくなっていく、侵食される恐怖・・・
これって自分が壊れていく~~~!って感じで、ホントに怖いかも。。。


*あらすじ*
平凡でまじめな青年が事故にあい、世界初の脳移植手術を施される。
適合性の全てにおいて合致するドナーが奇跡的に存在したのだ。
千載一遇のチャンスを逃したくない研究者たち。
手術は大成功をおさめるが、手術後どんどん性格が変わっていく青年。
恋人への愛情にも変化が起こり、攻撃的になっていく性格を止められない。
ドナーに疑問を持ち始めた青年は、自己崩壊の恐怖を戦いながらドナーの正体・
研究者たちによって隠蔽されようとしている事実を突き止めようとするが・・・。
[PR]

by marin_star | 2005-01-24 11:54 | 東野圭吾  

十字屋敷のピエロ(講談社文庫)

完璧な謎解きミステリ。
十字屋敷のバルコニーから飛び降り自殺した頼子の四十九日の夜、
屋敷内で起こった殺人事件。目撃者はピエロの人形。
ピエロの目を通して語られる事件の経緯、屋敷内の人間によって推理される犯人像。謎は解き明かされていくかに見えて、さらなる謎を呼び再び殺人事件が起こる。。。

舞台となる十字の形をした屋敷・車椅子の少女・血筋の絡んだ愛憎劇・・・
とてもクラッシックな正統派なミステリに、ピエロの目線を加えることで
してヤラレたな~という感じです。
結末を迎えたと思ったらさらなるどんでん返しの連続で、
なかなか面白かったです。

最近、東野さんがプチ・マイブーム。
正確に言うと、東野さん第2次ブームってところか?
『天空の峰』『白夜行』などド長編を夢中になって読んだのが第1次で、
あまりに分厚い長編を読み耽ってしまったので、
しばらく350ページほどの作品には食指が動かなかったのだ。
最近、仕事が忙しくて読書の時間が取れないこともあって、
ちょっと短めがちょうどいい感じ。
[PR]

by marin_star | 2005-01-22 23:08 | 東野圭吾