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逃亡作法(宝島社文庫)

内容的にはけっこうノワールなんだけど、
暴力を売り物にした安っぽいヴァイオレンスとは一線を画した
クールな描写と人物設定がすばらしい。
翻訳モノを読んでいるような、なのにアジアの香りもする
センスの良さ!これがデビュー作とは驚き。
『このミス』大賞&読者賞W受賞作品。

*あらすじ*
『アイホッパー』という特殊なシステムが導入された
近未来の日本の刑務所。
脱獄すると首筋に埋め込まれたチップによって
目玉が破裂してしまうのだ。
その完璧なシステムの盲点を突いて脱獄した悪党たち、
そして脱獄犯のひとり、連続幼女強姦殺害犯の抹殺を狙う
被害者の父親集団。
さまざまな思惑が絡まる逃亡・追跡活劇の幕引きは・・・?
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by marin_star | 2004-09-01 23:43 | 東山彰良