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大誘拐(天藤 真・創元社推理文庫)

1978年の作品。
たぶん1985年ごろ文庫で読み、それ以来私の中で
ベスト10に入り続けてきた大傑作の再読です。
学生の頃、あんまり面白いので友達に貸したんだけど、
それっきり返ってこなかった・・という悲しい想い出が・・^^;
最近またどうしても読みたくなって購入しました。

今読んでも、全く古さを感じさせません。

とにかく、奇想天外な展開と100億円の身代金というスケールの大きさ、
にもかかわらず、ほのぼのとした人間味あふれる登場人物たちと
ユーモアあふれる語り口が、最高です。

*あらすじ*

4万ヘクタール(大阪の約1/4)もの山林を所有し、
地元の住民から神か仏のように慕われている大地主の老婆を誘拐した、
もとスリ師の健次と2人の仲間。
身代金は5千万、と決めていたのに、誘拐された本人が
『この私を何と思うてはる。身代金は100億や。
ビタ一文負からんで!』と言い出したから、さあ大変!!

老婆を恩師と仰ぐ県警本部長が火だるまのごとく捜査の指揮を執り、
100億円の身代金というニュースが全世界を駆け巡り、
地元住民が結集して情報を集める中、
彼らはどうやって大金を手に入れるのか?
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by marin_star | 2005-04-12 12:39 | 天藤 真