容疑者Xの献身(文芸春秋・東野圭吾)

祝!直木賞受賞!!
・・・ということで、文庫派の私ですが、本屋に走りました^^。

なんの予備知識もなかったので、「探偵ガレリオ」の湯川さんたちが
登場してきて、ちょっとビックリ。
でも、この物語は湯川さん無しでは存在し得なかったのですね。。。

純愛、ですね。
緻密な天才数学者(現在は高校教諭だけど)の「献身的」な深い愛情が
描かれつつ、事件の謎解きのミステリとどんでん返し、
そして謎解きのきっかけまでもが、深い友情とミステリの両方に
なんともいえない切なさを加えています。

夢中になってページをめくったり、涙が止まらなくなるような激情的な
感動ではなく、静かな深い「切なさ」が残る物語です。

よい本でした。
でも、東野さんにはもっともっとよい作品がたくさんあると思います。
とにかく念願の直木賞受賞、「ゲームに勝てて」おめでとうございます!
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by marin_star | 2006-02-05 22:30 | 東野圭吾  

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