どちらかが彼女を殺した

最後まで読んでも犯人が明かされない・・・と噂には聞いていて
なかなか手に取れなかった作品です。
だって、犯人が分からないミステリなんて読んでも消化不良のままで
スッキリしないじゃん!、と思ってて・・・^^;

確かに最後の最後まで、『えーっ!ちょっとー、どっち?どっちが犯人??』と
思っているうちに話はジ・エンド。
うっそー・・・・く、悔しい・・!
思わず、何度もページを繰り、あーでもない、こーでもない、と推理しまくり^^;。
『俺はこの目でその瞬間を見ていた』って何を見ていたの???
利き腕が鍵なんだよね・・・破壊にはメッセージ???
あー、ゴミ箱に何が入ってたっけ~???
う~~~む・・・・・(* -"-)

あっ!・・・♪そっか~~~、分かった!!合ってる?合ってるよねぇ・・・?

なんとか結論を導き出したものの、それで合っているのか確信が持てない。
やむなく、巻末の袋とじ解説(文庫にだけ付いてるらしい)を鋏でチョキチョキ・・・
なんか、本に鋏を入れること自体にちょっと抵抗もありますが。。。
ココを読んでも犯人を名指しで書いてあるわけではありませんが、
なんとなく裏づけは取れた気がして、一応スッキリ。
とことん推理したい方は、袋とじは覗かないことをおススメします。

事件としては三角関係のもつれ・・というすごくシンプルなものですが、
妹の復讐のために他殺の証拠を隠滅する警官の兄と、
他殺を確信し真実を追求する刑事との緊迫した心理戦が読み応えあります。
まさに『推理する』醍醐味を堪能できる作品でした。

『私が彼を殺した』は、さらにその醍醐味がパワーアップしているとか・・・
楽しみです。
[PR]

by marin_star | 2005-11-03 22:55 | 東野圭吾  

<< 誘拐の果実<上・下>... 犯人のいない殺人の夜(東野圭吾... >>