犯人のいない殺人の夜(東野圭吾・光文社文庫)

もともと短編集の苦手な私。
どっぷりと感情移入しながら物語にハマって読むタチなので、
短い話が続くと気持ちの切り替えがついていかないのだ。

しかし、最近ずっと仕事が忙しくて本を読む時間もコマ切れでしか確保できず、
ちょっと気分転換に読めるものを・・・と選んだのがこの本。
短編って、なんかあっという間に話が展開していって
サラッとしすぎて読後感が何も残らなかったり、
登場人物も限られてるので先が読めちゃったりして、なぁ~んだやっぱり・・・
みたいな気分にさせられることが多いのですが、やっぱり東野さんは違う!
短い物語のどれにも、あっ!というどんでん返しがあり、
綿密に計算された結末が用意されています。

一気に読まずに、一つの作品ごとに間をあけて読んだのも良かったのかも。
続けて読んでしまうと、とても疲れてしまいそうなほど濃密な短編集です。
忙しいときこそ良質の短編!
この本で随分『本が読めないストレス』から開放されました~
東野さんに感謝♪
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by marin_star | 2005-11-02 22:38 | 東野圭吾  

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