ゲームの名は誘拐(東野圭吾・光文社文庫)

面白かったです。
でも、東野さん作品にしてはちょっと物足りなかったかな・・?

広告プランナーの佐久間は、任されていた大きなプロジェクトを
クライアントの重役の一言で潰され、担当をはずされてしまう。
たまたまその重役の屋敷から家出してきた娘と出会い、狂言誘拐を企み、
重役に勝負を挑むが・・・。

携帯電話やインターネットを駆使し、身代金3億円を奪う手口は、
素人が思いつきでやったにしてはよく考えた、というレベルで、
警察が介入してたらあっという間に逮捕では?と思ってしまう場面も。
結局相手のほうが数段上手だったわけで・・・。
これって、やぱり佐久間のキャラクターが薄っぺらい(軽薄な)印象だからか?
映画化された「g@me」の藤木直人のイメージのせいでしょうか・・・
(映画は観てないんで、あくまでイメージなんですけどね。)

もっと“がっぷり四つ”のような真剣勝負を期待してたので、
佐久間のキャラにもっと切羽詰った重厚感があればまた違ったかな、と。
だって、企画はずされたくらいで・・・ねぇ?^^;

まあ、軽く読むには面白い作品です。
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by marin_star | 2005-07-04 12:36 | 東野圭吾  

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