十字屋敷のピエロ(講談社文庫)

完璧な謎解きミステリ。
十字屋敷のバルコニーから飛び降り自殺した頼子の四十九日の夜、
屋敷内で起こった殺人事件。目撃者はピエロの人形。
ピエロの目を通して語られる事件の経緯、屋敷内の人間によって推理される犯人像。謎は解き明かされていくかに見えて、さらなる謎を呼び再び殺人事件が起こる。。。

舞台となる十字の形をした屋敷・車椅子の少女・血筋の絡んだ愛憎劇・・・
とてもクラッシックな正統派なミステリに、ピエロの目線を加えることで
してヤラレたな~という感じです。
結末を迎えたと思ったらさらなるどんでん返しの連続で、
なかなか面白かったです。

最近、東野さんがプチ・マイブーム。
正確に言うと、東野さん第2次ブームってところか?
『天空の峰』『白夜行』などド長編を夢中になって読んだのが第1次で、
あまりに分厚い長編を読み耽ってしまったので、
しばらく350ページほどの作品には食指が動かなかったのだ。
最近、仕事が忙しくて読書の時間が取れないこともあって、
ちょっと短めがちょうどいい感じ。
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by marin_star | 2005-01-22 23:08 | 東野圭吾  

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